10平米は畳でどのくらいの広さ？坪との比較は？

日本の住宅ではよく使われる単位「平米」は、建築業界で「へいべい」や「へーべー」とも発音されます。

ここでの「㎡」は平方メートルを示し、1平米が1平方メートルと同じであることを意味します。

この記事では、10平米が畳や坪でどれくらいになるのかを詳しく解説し、その逆も、つまり10畳や10坪が平米でどの程度の面積かも説明します。

10平米は畳でどれくらい？畳の種類による違い

畳はその種類によってサイズが異なり、それに伴い畳数も変わります。

以下に、主要な畳の種類ごとに10平米が何畳になるかを紹介します。

江戸間の畳

中京間の畳

京間の畳

このように畳の種類によって10平米の畳数は約5.49畳から6.17畳となり、畳のサイズによる差が顕著に表れます。

10平米を坪で表すと、1平米がおよそ0.3025坪なので、10平米は約3.025坪になります。

坪は、特に日本の不動産市場でよく使用される面積の単位で、1坪は約3.3平米です。

10平米の空間はさまざまな形状で考えられます。例としては以下のような寸法があります。

これらのサイズは一人暮らしの住宅には狭めですが、十分な機能性を持ったスペースを提供します。

「10平米」と「10平方メートル」は同じ面積（m²）を指します。

これらは単に呼び方の違いであり、数値的には同じです。

畳や坪から平米への面積の単位変換は、日常生活において役立つ知識です。

この記事では、10畳が平米でどれくらいになるのか、また10平米が坪でどれほどになるのかを詳しく解説しています。

これにより、様々な面積の単位を適切に理解し、使いこなすことができます。

10畳の部屋の面積を平米で知りたい場合、使用されている畳の種類によって異なります。

ここでは、江戸間、中京間、京間の3つの畳の種類について、それぞれの変換率を解説します。

江戸間：

中京間：

京間：

これらの数値は、各畳の1畳あたりの面積を基に10倍したものです。

10坪の面積は、約33.058平米に相当します。

この計算は、1坪が約3.30578平米（一般的には約3.306平米とされる）とされている基準に基づいています。

以下の早見表を利用することで、平米数を畳（江戸間、中京間、京間）や坪に簡単に換算することができます。これにより、特定の平米数がどれくらいの畳数や坪数に相当するかが一目でわかります。

平米	坪	畳 (江戸間)	畳 (中京間)	畳 (京間)
1	0.30	0.62	0.61	0.55
2	0.61	1.23	1.21	1.10
3	0.91	1.85	1.82	1.65
4	1.21	2.47	2.42	2.20
5	1.52	3.09	3.03	2.75
6	1.82	3.70	3.64	3.30
7	2.12	4.32	4.24	3.85
8	2.42	4.94	4.85	4.40
9	2.73	5.56	5.45	4.95
10	3.03	6.17	6.06	5.49
20	6.06	12.35	12.12	10.99
30	9.09	18.52	18.18	16.48
40	12.12	24.69	24.24	21.98
50	15.15	30.86	30.30	27.47

以下は畳数から平米や坪への換算を示した早見表です。この表を使用することで、畳の数に基づいて部屋の大きさを平米や坪で簡単に計算できます。

畳数	江戸間		中京間		京間
	平米	坪	平米	坪	平米	坪
1	1.62	0.49	1.65	0.50	1.82	0.55
2	3.24	0.98	3.30	1.00	3.64	1.10
3	4.86	1.47	4.95	1.50	5.46	1.65
4	6.48	1.96	6.60	2.00	7.28	2.21
5	8.10	2.45	8.25	2.50	9.10	2.76
6	9.72	2.95	9.90	3.00	10.92	3.31
7	11.34	3.44	11.55	3.50	12.74	3.86
8	12.96	3.93	13.20	4.00	14.56	4.41
9	14.58	4.42	14.85	4.50	16.38	4.96
10	16.20	4.91	16.50	5.00	18.20	5.52
12	19.44	5.89	19.80	6.00	21.84	6.62
18	29.16	8.84	29.70	9.00	32.76	9.93
20	32.40	9.82	33.00	10.00	36.40	11.03
30	48.60	14.73	49.50	15.00	54.60	16.55
40	64.80	19.64	66.00	20.00	72.80	22.06