製造業や工芸でよく使われる専門用語「端面」にスポットを当て、その読み方と詳しい意味について説明します。
この記事を通じて、「端面」という言葉の理解を深め、その具体的な使い方を明確にしていきましょう。
端面の読み方
「端面」という言葉は日本語で「たんめん」と読みます。
初めて耳にするとやや複雑に感じるかもしれませんが、これは「端」と「面」のそれぞれの音読みを組み合わせたものです。
端面とは何か?その活用法
端面の定義
端面は、物体の「端部」にある「面」、つまり切断や加工で露出する部分を指します。
これは、何かを切り離した時に現れる側面、つまり断面を意味します。
この用語は、機械加工や旋盤作業などでよく用いられます。
角物に削り出されて、端面に穴あけ加工。動きが面白い。
— 黄昏の六角穴付きボルト@工作機械とかいろいろ@ダイエット中 (@HexagonScrew) June 20, 2024
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切断部端面図と断面図の違い
「断面図」は、切断した後の面から後方に広がる全体の形状を示す必要がありますが、「切断部端面図」は切断面だけを描きます。
このため、断面図に比べて切断部端面図の作成は労力が少なく済み、必要とする部分だけを描く際に便利です。
詳しくは特許等 図面の記載の基本の30ページを参照ください。
端面の英語での表現
以下の用語が「端面」に相当します。
edge face
end face
まとめ:端面の読み方と意味
「端面」とは、「たんめん)と読み、何かを切断した時にできる断面のことを言います。