出産前に赤ちゃんの服を準備する親御さんは多いですが、必要な枚数がいくつかは悩ましい問題です。
外出用と室内用、これらの服を分けて準備するべきか、また選ぶべき価格帯はどの程度が適切かという疑問が湧くことでしょう。
子どもの成長に合わせて必要な洋服の数も変わってきますし、保育園への入園の有無も影響します。
ここでは、生まれてから1歳までの赤ちゃんに必要な服の枚数について、詳しくご説明します。
赤ちゃんの服、必要な枚数は?初期準備から成長に合わせた適正枚数まで
赤ちゃんの服、何枚あれば安心?初期準備と成長に合わせた服の数
それぞれの目安についてご紹介します。
生後1ヶ月まで
赤ちゃんが生まれる前、多くの親は基本的な肌着や退院時に着せるセレモニードレス、そしていくつかのベビー服を準備することでしょう。
生まれて最初の1ヶ月は外出の機会が少ないため、ベビー服は1〜2枚で充分です。
夏に生まれた赤ちゃんの場合は肌着だけで過ごすことが多く、より多くの肌着を準備するとよいでしょう。
春・秋・冬に生まれた赤ちゃんの場合は短肌着とコンビ肌着を重ね着したり、おくるみで包んであげたりすることが多いかと思います。
生後1ヶ月から6ヶ月
一般的に肌着や室内着は「3枚から9枚」用意する方が多いようです。
大体6枚あれば十分に日常生活での着替えに対応できるでしょう。
赤ちゃんはミルクを吐き戻したり、オムツが漏れたりするため、一日に数回の着替えが必要になることが多いです。
これにより洗濯も頻繁に必要となります。
夏に生まれた赤ちゃんは肌着一枚で過ごすことが多く、着替えが比較的簡単ですが、春・秋・冬に生まれた赤ちゃんの場合は、肌着からカバーオールまで頻繁に全ての服を着替える必要があり、その手間はずいぶん大きくなります。
また、汚れた服はすぐに洗う必要があり、乾くのを待つ時間はないため、肌着とコンビ肌着、春・秋・冬に生まれの場合はさらにカバーオールを各6セット持っていると便利です。
さらに、服をよく汚す赤ちゃんには、予備の服を追加で用意しておくことをお勧めします。
この時期もまだ外出の機会が少ないため、外出用のベビー服は2〜3枚で充分です。
6ヶ月以降
6ヶ月を過ぎると、子どもは動きが活発になり、上下セパレートの服への移行を考える時期になります。
離乳食の開始と共に服を汚す頻度も増えるため、この時期も同様に6セットの服があると安心です。
着なくなったロンパースをパジャマとして活用する家庭も多く、寝相が悪い場合でもお腹が出る心配が少なくなり、とても便利です。
私は赤ちゃんの服は大人とは分けて洗濯していたこと、汚れた場合を除いてある程度まとまってから洗濯したかったので、多めに準備していました。
赤ちゃんの服、家用と外出用に分けるべき?選び方は?
部屋着と外出着、分ける必要はある?
赤ちゃんの服はすぐにサイズアウトしてしまうため、かわいい服を見るとつい多く欲しくなります。
しかし、0歳から1歳の赤ちゃんの場合、実際に部屋着と外出着を分ける必要があるのでしょうか?
一部の流行に敏感な親は外出用の特別な服を準備することもありますが、多くの親は服を特に分けていないと考えています。
一般的には、日中用の服とパジャマとを昼夜で分ける家庭が多いです。
また、赤ちゃんは頻繁に服を汚すため、外出用に服を分けていても、外出直前に起こる吐き戻しやおむつ漏れで急な着替えが必要になることがしばしばあります。
このため、服を分ける意味を感じないことが多く、急成長する赤ちゃんに多くの服を用意しても実際には着用する機会が少ないこともあります。
このような背景から、服を厳密に分ける必要はないかもしれません。
ベビー服の選び方は?
0歳から1歳までの時期の赤ちゃんは急激に成長するため、服の買い替えが頻繁に必要になり、それに伴い購入する数も増えることが一般的です。
コスパの良い服であれば、汚れても気軽に扱え、育児をストレスなく楽しめます。
一方、品質を重視する家庭は、赤ちゃんの肌に優しい素材の服を選んで、丁寧に使用することを優先します。
例えば、100%コットンなどの素材は、肌に優しく、服を大切に扱うことで、子供の美意識や感性を育てるのに役立つとされています。
まとめ
赤ちゃんの服装選びや予算設定は、各家庭の状況によって異なります。
何を最優先に考えるかによって、選択肢は変わりますし、一概に正しい方法というものは存在しません。
大切なのは、赤ちゃんと家族が快適に過ごせるよう、それぞれのニーズに合った服選びを心掛けることです。