ある日、友人から電話がありました。
観葉植物は好きなのですが、部屋に置くスペースが限られているため、70センチがどのくらいの大きさか想像がつかず、少し迷ってしまいました。
持ってきてもらった後で「やっぱり置けません」と断るのも気が引けます。
物差しやメジャーが家に無いこともあり、代わりに生活の中でよく目にする物を使うことにしました。
この記事では、70センチを感覚的に掴むために、具体的な例を7つ挙げて詳しく説明していきます。
70センチの長さを具体的に知ろう
70センチという長さは、いくつかの身近な物を基準にすると分かりやすいです。
以下に、その7つの具体例を紹介します。
例 | 具体的な長さ |
---|---|
B4サイズの紙を2枚並べた長さ | B4サイズの長い辺を2枚並べると、728mm(72.8cm)とほぼ70cmの長さになります。 |
千円札と一円玉 | 千円札4枚(15cm×4枚=60cm)+一円玉5枚(2cm×5枚=10cm)でちょうど70cm。 |
カラーコーンの高さ | 道路工事でよく使われるカラーコーンの高さは70cmが一般的。 |
バドミントンラケット | 競技用バドミントンラケットは全長68cmとほぼ70cm。 |
テニスラケット | テニスラケットの規格では73.7cmのものが多いが、70cmに近い感覚を得られる。 |
成人の腕の長さ | 男性平均74cm、女性平均67cmで、70cmはその中間に当たる。 |
股下(足の長さ) | 身長160cmの成人女性の股下平均は70.4cmとほぼ70cm。男性の場合も72cm程度と近い。 |
身近な例で70センチを測るポイント
B4用紙
B4サイズの用紙は、257mm × 364mmと決まっています。
この用紙を横に2枚並べると、364mm × 2で728mm、つまり72.8センチです。
これは70センチに非常に近い長さです。
書類や履歴書、賞状などでよく使われるB4用紙を利用すれば、手軽に70センチを知ることができます。
千円札と一円玉の組み合わせ
千円札の横幅は正確に15センチあります。
これを4枚横に並べると、15センチ×4枚で60センチとなります。
さらに一円玉を5枚並べると、1枚2センチなので2センチ×5枚で10センチを足すことができます。
この方法なら、財布の中にあるお金だけで簡単に70センチを測ることができます。
カラーコーン
道路工事やイベント会場でよく見かけるカラーコーンは、一般的に高さ70センチのものが多いです。
赤い三角形の形が特徴的で、街中で目にすることも多いので、非常に分かりやすい基準になります。
中には小さめの練習用や、特別に作られた大型のカラーコーンもありますが、標準サイズは70センチです。
バドミントンラケット
競技用バドミントンラケットは、全長が68センチ以内と規定されています。
わずかに70センチに届きませんが、その近さから長さをイメージするには十分です。
家庭にスポーツ用品がある場合は、ぜひ参考にしてみてください。
テニスラケットの長さ
テニスラケットは、国際的な規定で全長が73.7センチ以内と定められています。
このため、テニスラケットを使えば、70センチという長さに近い感覚をつかむことができます。
特に、東レ パン パシフィック オープンテニストーナメントの公式サイトなどでも、規格が細かく掲載されており、標準的なラケットがどれほどの大きさか確認できます。
バドミントンラケットよりも少し大きめですが、競技用のスポーツアイテムとしてサイズ感をつかむのには十分です。
もし自宅にテニスラケットがあれば、実際に手に取って70センチのイメージを確かめてみてください。
平均的な腕の長さ
成人男性の腕の平均長さは74センチ、女性は67センチとされています。
これらの間を取ると、ちょうど70センチ前後になります。
腕の長さを基準にして覚えておくと、家具の大きさを測るときなどにも役立ちます。
股下の長さ
成人女性で身長が160センチの場合、股下の平均は70.4センチと言われています。
男性の場合はやや長めで、72センチ程度です。
ズボンやパンツを買うときの目安としても使えそうですね。
70センチってどのくらい?身近な例を7つ挙げて解説!まとめ
70センチという長さは、メジャーや物差しが無いと測りづらいものです。
しかし、身近な物や体の部位を活用することで簡単にイメージすることができます。
今回紹介した例を参考にして、日常生活でもぜひ役立ててみてください。