最近、たけのこの里を食べた際に、以前に比べて小さくなったように感じたことはありませんか?
私自身もそう感じています。
実は、個々のサイズはそれほど変わっていませんが、全体の内容量が減っているのです。
この記事では、たけのこの里が小さく感じられる理由と、内容量がいつどのように変更されたのかをお伝えします。
たけのこの里の内容量が減少した背景
たけのこの里の個々の大きさに変化はありませんが、パッケージ全体の内容量は減っています。
1979年に市場に登場して以来、内容量は徐々に減少しています。
これは主に、チョコレート製造に不可欠なカカオ豆の価格が高騰していることが原因です。
加えて、包装材料や物流コストも年々増加しており、これらのコスト上昇に対応するため、価格を変更せずに内容量を調整するしかありません。
このため、原材料費が上がってもたけのこの里特有の風味を守るためには、製品の量を減らす必要があります。
それでも、たけのこの里は発売以来、味の質を向上させ続けていると感じられます。
価格については、スーパーでの購入が比較的お得で、コンビニは少し高いです。
長い間食べていないと、たけのこの里の一粒が昔より小さく感じることがありますが、これは大人になったための感覚の変化かもしれません。
味わい自体は変わらずにおいしいです。
たけのこの里の内容量変更の歴史とその詳細
たけのこの里が市場に登場してから40年以上が経ち、その間に内容量がどのように変わってきたのかを見ていきましょう。
1979年の発売当初、1箱の内容量は89gでしたが、2008年には77gに、さらに2015年には70gに減少しました。
以下は、年代ごとの内容量の変遷です。
• ~2000年: 89g
• 2000年~: 84g
• 2008年~: 77g
• 2015年~: 70g
• 2023年~: 70g(価格改定時)
初めての価格改定が2023年に行われ、たけのこの里は19g減少した後も長期間価格を据え置いていましたが、このときに平均8%の価格上昇が実施されました。
この価格改定は「きのこの山」と同時に行われ、約30年ぶりのものでした。
また、現在のたけのこの里1箱には約29個の個体が含まれています。
たけのこの里小さくなった理由まとめ
たけのこの里のサイズについて解説しました。
実際には個々のサイズに変更はありませんが、内容量は減少しています。
加えて、価格も上昇しています。これらの変更は、原材料費の高騰が主な原因であり、避けることができない状況です。