離乳食を作る際、よく見かけるアイテムが「ハンドブレンダー」です。
様々なカラーやデザイン、機能を持ったモデルが多数あります。
離乳食作りにブレンダーは実際に必要なの?
•離乳食期間が過ぎた後でも使い道はあるの?
ブレンダーを検討した時に、このような疑問を持つ方は多いかと思います。
実際、離乳食専用のブレンダーは特に最初の3ヶ月間ほどが主な使用期間となりますが、この期間には作業の時短に役立ちます。
この記事では、ブレンダーの購入を検討している方に向けて、以下の情報をお届けします。
離乳食にブレンダーが便利で適している理由
時短になる
主な理由はやはり時短です。
特にブレンダーを用いることで裏ごし作業が不要になります。
離乳食初期では、お粥や野菜などを柔らかいペースト状に加工する必要があります。
ブレンダーを使用すれば、ボタンを押すだけで簡単に食材をペーストに変えることができ、食材をひとつひとつすり鉢で擦る手間を省き、大幅に時間を短縮できます。
離乳食初期の煩わしい裏ごし作業を省くことができるため、非常に便利です。
ブレンダーで作る初めての離乳食
10倍粥の作り方
炊飯器や電気圧力鍋で作った10倍粥をブレンダーのカップに移して、たった10秒ほどで滑らかに仕上がります。
野菜ペーストの作り方
同じく、野菜を圧力鍋などで蒸して柔らかくした後、ブレンダーで短時間でペースト状にします。
保存とストックの準備
作った粥やペーストは小分け保存容器に入れて冷凍庫でストックすることもできます。
この容器は使い勝手が良く、凍った離乳食もすぐに取り出せます。
ブレンダーのおすすめポイント
ブレンダーの最大の魅力はその速さと手軽さです。
操作がシンプルで、洗うのも簡単なのものが特徴です。
また、耐久性の高い刃を使用しているため長持ちし、コンパクトな設計で収納にも困りません。
注意点
音の大きさ:
使用中はやや大きな音がするので、子どもの睡眠時間など、使用するタイミングに気をつける必要があります。
電源の要件:
コード付きなので使用する際はコンセントが必要です。
コンセントの位置によっては使い勝手が異なるため、事前に場所の確認が必要です。
離乳食にブレンダーを使わない場合
離乳食初期では、赤ちゃんが食べる量が非常に少ないため、最初は小さじ1杯分から始めます。
この時期、ブレンダーを使用しない場合以下の方法で対応できます。
- すり鉢を使って食材を細かくする
- 市販の製品を使用する
これらの手段は離乳食初期に特に適していますが、離乳食が進むにつれて、1回の食事量が増えていきます。
その量を毎回すり鉢で用意するのは手間がかかり大変です。
また、市販の製品を利用する方法もありますが、すべて市販品を使う場合など、結局ブレンダーを購入するのと変わらない場合もあります。
ブレンダーを持っていると、食材の量を自由に調整でき、離乳食以外にも活用できるため、長期的に見れば便利かもしれません。
ブレンダーは裏ごしの代わりとして使える?
裏ごしとは、ざるやすり鉢を使って食材をこすことで、粒や繊維を取り除き、口当たりの滑らかな状態にする技術です。
特に、赤ちゃんが固形物を初めて食べる際には、この方法で食材を柔らかくして慣らすことが一般的です。
ブレンダーを使用した代替方法の検討
ざるやすり鉢を使ってこした食材とブレンダーでペーストにした食材を比較してみた結果、どちらもそこまで変わらないことがわかりました。
特に料理の技術に自信がない方にとっては、ブレンダーの使用は大変便利であることがわかります。
実際に、私の子どもにもこした食材とブレンダーで作った離乳食をそれぞれ食べさせてみましたが、どちらも反応は変わらず、ブレンダーで作った離乳食も嫌がることなく受け入れてくれました。
このことから、ブレンダーは離乳食作りにおいても非常に有効なツールであると言えます。
料理が苦手な方にも、ブレンダーの使用を特におすすめします。
ブレンダーを離乳食以外でも幅広く使ってみよう
ブレンダーは離乳食作りだけでなく、様々な料理にも活用できます。
その使い方をいくつかご紹介します。
スムージーの作り方
簡単に美味しいスムージーが作れます。
私のおすすめはバナナ、牛乳、ヨーグルト、はちみつを混ぜたバナナスムージーです。
はちみつを含むので赤ちゃんには適しませんが、私たち大人が美味しくいただけます。
ポタージュの作り方
ブレンダーを使えば、手間をかけずに美味しいポタージュが作れます。
コーン缶をブレンダーでなめらかにし、牛乳、コンソメ、バターを加えて鍋で温めるだけで完成します。
すりおろし食材の活用
りんごや大根など、すりおろしが必要な食材もブレンダーで簡単に準備できます。
子供が体調を崩した時には、りんごをすりおろして与えることがあります。
野菜摂取の工夫
食事に野菜を取り入れるのが難しい子供もいますが、ブレンダーで野菜を細かくしてスープなどに混ぜることで、抵抗なく食べさせることができます。
コップ飲み練習の支援
子どもがコップ飲みを練習する際には、ブレンダーで作った粘度のあるフルーツジュースが役立ちます。
水やお茶より飲みやすく、練習がしやすくなります。
まとめ:【時短&便利】離乳食作りでブレンダーを使うメリット
離乳食の準備にブレンダーを活用すると、以下のような利点があります
- ブレンダーを使うことで、離乳食の準備時間を大幅に短縮できます。
- ブレンダーがなくても離乳食は作れますが、より手間がかかることがあります。
- 離乳食だけでなく、さまざまな料理にも使えます。
シンプルでコストパフォーマンスの高いブレンダーは、離乳食作りだけでなく、その後の食事の準備にも大いに役立ち、家庭で長く使える便利なアイテムです。